雑記
例えば自殺という事象に関して、ものすごくハードルが下がってから何年たったのだろうと思いをはせても、はっきりとしない。
早いもので、この国にきてからもう2年経ってしまった。なんということだ。早すぎる。あっという間だった。 書類手続きがややこしいことで有名な国で、そりゃもう色々と格闘して、1つずつ手に入れてきた。とある職の資格、運転免許証、就業可能なビザ、仕事、…
愚痴しか言わないです。 根拠もへったくれもないのに、ふと思う。置いていかないで。ねえ私を置いていかないで。お願い置いていかないでまだここにいるのにどうして気付いてくれないの。
先日ものすごうく久方ぶりに東京へ。兄弟の結婚式に出席してきた。 私にとっては、匿名であっても書いて良いものか迷うことなのだけれど、まあいいか。 彼の新妻は妹の友人だった子。初めて会った時というかそれだって妹の葬式とか遺品整理だとかその後の後…
結局のところ、妹の自殺に対する「どうして」が拭い切れないのだ。 他人の本当のところなんて分からないけれど、どうしても死ななければならない理由が、残された携帯のメッセージからは読み取りきれない。病気だと言えばそれまでだけれど、将来を悲観するに…
少し前に、ちょっとした成り行きで知り合った子とミサに出てみた。 22歳くらいの遊び盛りを謳歌している男で、同業界で働いているってこと以外には特に共通点もないのだけれど、そのくせ毎週ミサには行ってるわーなど言っていたので、試しにクリスマス以外の…
おフランスのパリでは、腐れ縁のパリっ子のとこにお世話になり、久しぶりの恋人ごっこをして帰ってきた。 一緒にいて楽しくてしょうがないのは、そりゃあ過去その人と時間を過ごしたにはそれなりの理由があるからで、いつまでも一緒にいないのは、やっぱり一…
前回のブログから早3ヶ月…早い…うわあどんどん年を重ねるよ恐いなあ。 妹の命日をなんとなく過ごしたけれど、今日は私はまだあの子が死んだことを知らなかった日。早いなあもう2年。この2年あっという間だった。けれど、本当にとても長かった。そんな矛盾…
2月にはよく妹から、泣きながら電話がかかってきた。 苦しい辛いしんどい苦しい苦しいって訴えられても、そっかそっかあ、しんどいねなんて聞くしかなかった。正直どうしようもないし、毎度のことすぎて迷惑だった。妹と話すときは、いつも一方的に苦痛を聞…
画像はベンゼ湿原の近くの、氷河期の埋没林のある海岸。早朝。青森もう1回行きたいなあ。
きっと世間的には今更な話題なのかもしれませんが、私は仰天しました。 なにやらここしばらく、暴行を受けるとか珍奇な行動をとっているなど、ちらっと音楽ニュースのサイトなどで目にしていましたが、すごい…。一体どれ程の試練がこの腐敗した世界でGod’s C…
不幸の定義ってよく解らないけれど、分からないなりに「これはさすがに不幸だ」ということは起こる。 ちょっと前に、お酒の好きな知人が酔って家路につく道すがら、タクシーから降りて独居の億ションの入り口手前で転倒し、頭を打って倒れているところを通報…
なにこの「Ads by Google」て。なにこの宣伝いらないんですけど消せないのですか。 すーぱーぷーたろうをしているわたくしを、知人が物のついでにドライブに連れて行ってくださった。人って優しい。奈良で滝とダムを見てきたよ。
色々なものを取りこぼしてしまったなあ。でもどうでもいいやーとも思ってる。 いい年こいてからそれまで築いてきたなけなしのあれこれを手離して、デザイン方面も無視して個人的な制作活動もやめて、ネット関係の商品カメラマンなんかでてきとーに食いつない…
妹の第一発見者の子が来京、私の城に宿泊していった。二十歳でとんでもない光景を見せて、消えない重荷を背負わせてしまった子に、遺族として何を言えるんだろうか。 遊びに寄ってもいいですか?との申し出を受けた時から、もうずっと考えていた。
あれから1年以上が経った。昔からずっと何となーく抱え続けてきた、根拠のない孤独感みたいなものが、嘘みたいに無くなった。 なんかさびしい、ほんとうによく分かんないけどなんかさびしくて空しいさびしい誰かこっち見て見つけて認めて欲しい。的な、うっ…
何となく続いていくシリーズドラマのシーズンの前半を見た後、後半が見れなくなったような感じ。
共通の趣味を持つ知人が、故郷の熊本へ帰るので次期の申し込みはしないから今日で最後だね、と。Tゆきさんは60代の後半、お洒落な紳士で、明るくて冗談が好きで、クラスのムードメーカーだった。 ずーっと長くいた関西の土地を離れて家も手離して、故郷の土…
去年の今頃、何をどう考えながらどんなふうに時間が過ぎていったかを、覚えているけど思い出せない。
この1週間は、Kの命日と、死んだのを知った日と、火葬して骨にした日の週だった。ごく普通に仕事をこなし、ごく普通に友人と呑み、ごく普通の顔をして過ごした。 この1年、短くはなかった。 長くもなかった。 私はもなかに記録をつらつら呟くぐらいで胸の内…
毎日最低一度、頭に浮かべて念を押している。何の意味があるのかはわからない。
もうすでに結構前のニュースになってしまった感があるんだけれど、宝塚市の中3少女2名の放火・殺人未遂事件。 とても悲しいニュースだった。空しいとも、恐ろしいとも、馬鹿馬鹿しいともちょっと違う、なんだかとても悲しくてやるせない事件だった。 大体が…
自分にはぜんぜんぜん来るはずないと思っていた大人年齢が何だか徐々に生々しく感ぜられ、なんていうかそういった類の実感をアルコホオルの分解能力の緩やかな低下などで、染み入るように教え込まれる。摂取量によっては翌朝に残るんである。己の飽和点の見…
私は少しく酔っているので、泣き言でもまあ、しゃあない見たろうかという人だけ。でも言わせてもなかでくらいなりふり構わず。誰にも言わないから。明日は感じ良く笑って部屋を出るから。
なんとデリケートな。手遅れになる前に、もうお前が動きなさいと彼女に。自分がどうにかしていれば上手くいったかもしれない関係を逃したら、ずっとずっと後悔することになる。私はそう。数ヶ月でもいいから付き合って、しょうもないやつ、何て言って別れて…
友人♀の恋愛話を取りまとめているところ。 数ヶ月前に行われたBBQに彼女を連れて行ったら、とある男子が彼女をいたく気に入り、その晩遅くに私に彼氏はいるのかとの確認メールを。「いないよ、さあゆけ!」と。 で、なんだかんだでこれまでメールのやり取り…
友人♂の恋愛話を聞き、求められたからアドバイスする。 大好きな女子に一度告白して、「Aはいい人だと思う。私はそんなにいいものじゃないし、気になってる人がいるし、友だちでいて」など、それはもう、第三者が聞けばどうしようもなく1つの答えなんだけれ…
20歳の頃はたぶん色々と当たり前だった。 時間も若さも十分にあって、先のことなんて、得体の知れないことだもん。で済ませていられたような気がする。自分だっておばさんになっていくっていうことがリアルではなかった。若いことは私にとって当たり前のこと…
泣くほど悔しい思いとか、泣くほど悲しいこととか、とかく日々の些末な諸々に心折れて泣くということをしなくなったなあって思いながら、古都の街を息を白くさせながらぽてぽて歩いていたんである。そんなことはどうでもいいやと思うくらいには鈍磨したみた…