もなか

欧州ど田舎暮らしで母国語のアウトプットに飢えているのでネットの森に穴掘って王様の耳はロバの耳

リロイがいなかった…

 J.Tリロイが存在しない…。えっと、何年か前にジャパンに来たよ。あれは、うそ?何処ぞの雑誌にインタビュー受けていたよね。あの人は、うそ?一体誰このリロイ。誰、誰なんこの写真。心の綺麗な乙女にだけ見える妖精?
サラ、いつわりの祈り (BOOK PLUS)サラ、神に背いた少年 (BOOK PLUS) リロイさんは大掛かりな嘘だったそうだ。存在自体がどこぞの中年女のこしらえた架空の人物。はは。著作読んだよノンフィクションと思って。はは、映画も観たさ。眉毛マンソンはニコラス・ケイジに似ていたよ。いいんだ。創作が現実をより純化して見せることだってある。計算をつくした嘘の方がより深く真実に触れる瞬間だってある。活字って素敵。映像って素敵。言葉って素敵。
 サバンナ・ヌープ、だれ?リロイ、オンナて。そらリロイも小っさいわ。でもこの場合、だまくらかしたのは誰?このリロイ女?創作者?出版社の仕掛け人?
サラ、いつわりの祈り [DVD]エレファント デラックス版 [DVD] 信者一号のウィノナ・ライダーは万引きはするわホラ吹くわで、彼女は女優なのだ。リロイをアンディ・ウォーホル再来かという方向違いの勢いで持ち上げたセレブたち。だいたいそれじゃあ、映画『エレファント』の脚本は誰だったのだ。マリリン・マンソンは誰に絵をあげたん?リロイと信じてこのオンナにあげたん?もしくはリロイを作った中年女に?マンソンも仕掛け人の一人?ガス・ヴァン・サントって何?あほう?したたかなゲイ?なに、うちら大人達に騙されてたん?