もなか

欧州ど田舎暮らしで母国語のアウトプットに飢えているのでネットの森に穴掘って王様の耳はロバの耳

母(団塊世代)

 母とある展覧会へ行った。展覧会はかなり見ごたえがあり非常に満足。そうして母とヨン様談義になり、母は「日本てこんなにも馬鹿な人が多いのかっていうを知った」のだそうだ。なんだ、何時間も並んでグッズを買い、そのグッズもなにやら団扇やらなんやら、一体買ってどうしようというのだ。と。その熱狂の様は全くもって知的じゃなく、テレビで見かけるたびに軽く腹が立つといって嘆いておられた。
 世の中なにも中年の女子のみなが経済動向や社会情勢に興味があり、生涯学習をモットーに生きるわけではないはず。カント曰く「人間は学び続けなければならない動物である」そうですが、あほみたように思考を投げ打ってなにやらに熱狂するのも楽しいものなの。