もなか

欧州ど田舎暮らしで母国語のアウトプットに飢えているのでネットの森に穴掘って王様の耳はロバの耳

穴掘って王様の耳はロバの耳

 ちょっと愚痴ろうと思います。単なる愚痴なので気分が悪くなると思います。
 ママ様は賢い人で、彼女にかかれば事務職なんて仕事のうちに入らず、コピーお茶くみは薄ら阿呆の仕事、受付販売員接客業は全てが水商売。ビジョンと理念のない人生はゴミ。自己実現がモットーの母親は物知りなインテリなので、私はいつまでたってもバカな娘でい続けなきゃいけませんが事実そうなのだ。創作方面ならとそっちへ逃げ込みましたが、「もにかはそんなに特別な何かはないわよ」
 すんません身動きとれないんすけど。「自分の人生でしょ」と助言はナシ、なれば放任かというと超過干渉で、身動きの全てを存在論で斬られ必ず否定されるってきついわ。小6でヴァイオリンをやめた時点で私は人生脱落したんだ。あれは脱お人形宣言だったんだけども。そういう無意味なことを考えた一日。
 母は賢く愉快な人で、いかんせん真面目でお固く融通が利かない。妖怪ママゴンと名前をつけることで彼女の妖怪部分さえも愛したいのです。自分の言葉が他人にはどう聞こえるかなんて気にしたこともないインテリなので自分の意見が一番正しいと信じて疑わず、知識はぎっしり詰まっているけれども煮ても焼いても喰えない超自己中で不機嫌な果実ですが愛していますママ私と結婚してください。
 今日、妖怪ママゴンは「もにかは10代も20代も無駄にしてきて、この先そのつけを払っていく人生。最終的には橋の下ね」って仰いました。その通りのような気がしてきた超へこむ。私の先行きを心配してくれているのだ。でももうちょっと言葉があるんじゃないかしら…。もうやだ情けねー。もうやだやだ私の人生お先真っ暗なのだそうに違いないもうダメだ。どこか地球の果て電話回線も何もない所まで逃げたいのだ。しかしそれにも諭吉がかかるのだ。じゃあなんだ、現在の立ち居地で何とかするしかないんじゃん。ああ10代の頃もっと勉強しておけばよかった死ぬほど勉強して私も東大とか行けばよかったんだと思っても無理だからこうなったのだ。今更の話。ああもう!
 こういう母娘のねちょねちょは何とかならないものなの?気をつけて感情をコントロールしていかないと、私もむき出しのボーダーちゃん化しそうで恐い。娘だし。ぼんやりとしたお願いがあるんですけど、インテリな、特に哲学や心理学系統専攻のボーダー女子は子供なんて産まないでください。超しんどいんですよ。
 私は人に泣き言を言われても困るだけなので、なるべく自分も言わぬようにと思っているのでもなかで王様の耳はロバの耳をやってみました。湿度が高くてごめんなさい。