もなか

欧州ど田舎暮らしで母国語のアウトプットに飢えているのでネットの森に穴掘って王様の耳はロバの耳

ネットに顔なし

 ネットというのは本当に多種多様な人が渦を巻いているということを実感する。あまりあちこち見て回ったりはしないんだけれど、行きつけのブログから辿った先でいろんな意味で面白い記事が続いており、ここ数日、日参しています。
 ブログの書き手の性別なんて気にしたことがなかったけれど、もしかして好きなサイトが女子を装った男子であったり、男子を装った女子であったりしたらと思うと、なんだ、いつものサイトがさらにブリリアントに見えてきそうでわくわくする。
 こんな私でも、例えば自分を主張する折にやおら無性化したがる女子や、おっさん化する女子を見かけると、なんだか寂しい気持ちがする。せっかく女子なのに。女子は下に見られる、女子は蔑視されるということも、言ってみりゃ女子は特別ってわけなんであって、それを逆手にとってクールでキュートな女子のまま、クールでキュートにあらゆるものをぶった斬ってもいいのじゃなかろうか。
 でもひとつ、こういう不特定多数の目に触れる可能性のある場所に己の意見として何か書き込むとき、言葉の使い方は重要だなあと思う。文字の羅列は結構己を丸裸にするものなので、語尾ひとつとっても人間性が垣間見られたりするのだと思う。恐いなぁ。なんとなればそれが自分の責任でやっているブログやサイトであったりすると、とかく管理者ってば妙な全能感を持ちがち。自分の意見が王様ブログにならないようにしようと思って、ふと立ち止まる。もなかはそういうロジカルなブログじゃぜんぜんなかったよ。