もなか

欧州ど田舎暮らしで母国語のアウトプットに飢えているのでネットの森に穴掘って王様の耳はロバの耳

『ヴィスコンティのルキノ・ビスコンティ/タッジオを求めて [VHS]』

 巨匠が美少年探しをするドキュメンタリーで、ヴィスコンティが金髪の美少年を次々オーディションしていくんだけれど、ビョルンが入ってきたときに巨匠は目つきが変わる。視聴者も一瞬、「おお、でたな…」とその容姿に妙な説得力を感じてしまうのだった。
ちょっと脱いでみて」と巨匠(エロオヤジ)に言われ、「え?」と面食らうビョルンにスタッフが「いいから脱いで」と促す。それを眺めて巨匠は、「いいね。かわいいね」とかなんとか呟く。13歳かそれくらいのタジオをやるには年齢的にもう厳しく、背も高すぎるために巨匠は一時は断念するんだけれど、やっぱり最後にはビョルン・アンドレセンに決まる。という短いドキュメンタリー。