もなか

欧州ど田舎暮らしで母国語のアウトプットに飢えているのでネットの森に穴掘って王様の耳はロバの耳

男子の性欲もなかなかです

mxoxnxixcxa2005-10-17

 セクシャリティの深淵みたいな話に興味津々なので、何でも知りたいなと思っているんだけれど、以前トラックバックさせていただいたLIFEさんのところや、ちょっと前にふとその存在を知った南智子さんです。右の人じゃありません。
 例えば風俗店に通う男子、一応異性愛者の中に多くあるリクエストが、自分を女子と見立てたレズビアン的なシチュエーションを好む人というのが少なからずいるのだそう。自分が女子高生になって痴女にセクハラされたい、レズビアンとしておねえさまに責められたい、つまり自分が女子としてレズビアンプレイをしたい。とかそんな願望をもった男子は少なくないみたい。ここでいう男子は得に普段から女装趣味やその他もろもろの習慣があるわけではないんだっていう。
 とかく日本国の男子は社会的な成功を目指し、常に男らしさを求められ、強気な女子とも渡り合わなきゃいけない。そんなことに疲れた男子たちは日々すり減って心理的去勢状態。オタク道に引きこもるなどしてくさくさし、リビドーを抑圧したまま日々乗り切るっきゃない。
 智子さんはその道の女神のような方で、そういった男子を言葉責めによって抑圧から開放してやるというのだ。巧みな言葉で羞恥心を引き出し、羞恥の壁を突き破った先に、めくるめく自我崩壊の快楽があるのだって。社会的な男性の記号をぶっ壊すんですって。そうして、そんな情けないアンタでいいんだよと許しを与えられるのだそう。
 狭い狭い世界に住んでいる私なんかはただただ、へえ、ほほう、などひざを打つばかりです。でもよくわからないのは、抑圧から解放されたいに性欲が絡んで女子への変身願望になるあたり、このへんはどういう仕組みなんだろう。女子への羨望?一時的に自己の男性性から逃れたいってこと?と思ったら、先述のLIFEさんのところに答えがありました。「非日常に身を置くことで解消」って。人間て深い。深いなぁ。人の深淵に性をふりかければ単純なセクシュアリティの分類ではくくりきれないところもあるのだきっと。複雑怪奇でステキ!
 でもちょっと待って!もなかはキュートがいっぱいなブログのはず。こんなアダルトなお話は知らないし、これは私が書いたんじゃないに決まってる。性交渉って漢字すら読めないんだから。セックスってなんですか、食べもの?と思いながら南智子検索をしてみたら、お勤め先のマッサージ店のHPに出くわした。私の知らない世界は山とあり、またひとつお勉強しました。