もなか

欧州ど田舎暮らしで母国語のアウトプットに飢えているのでネットの森に穴掘って王様の耳はロバの耳

ジュリー沢田研二

 どうも日本という国の民俗性なのかどうなのか、時代時代をしっかりと消化していく感じがあると勝手に思い込んでいたので、あれですね、どうにも古いものはだせえなって、昔のものはその時代で完結しきってて古くせえなって思っていたのは間違っていたんだった。時代性を超越するスーパースターがいた時代もあったものなのだなあって、ジュリーの動画を観て思ったりしている私は、どえらいものに追われててんやわんやで、そりゃあ部屋に戻ったときくらい、どこか夢の先へ逃避でもしたくなるわとジュリーに飛び込んで時間が過ぎるここ数日間。

 生まれる前の映像とはとても思えぬがしかし、生まれる前ほどに昔であるからこそ、現代にはない何ものかを生み出せる何かが存在していたのかもしれませんねって、ちっとも古く感じないジュリーのポリスハット姿を眺める。
 しかし途中と最後に出てくる眉毛男児とおばさんは、なに?そんなシチュエーションの不明な感じもまたおもろい70'S。